先生は自然だけ。
かぜのこの保育スタッフは、後ろから見守る、同じ目線で横に居てくれる存在で、
前に立って先導してくれる先生ではありません。
風は、今も、そして大人になったときにも、
見えないけれど、いつでもそばにいてくれる友だち。
海の見える森のようちえん“かぜのこ”は、
地域初の毎日預けられるタイプの森のようちえんです。
愛知県西尾市の幡豆の里山・田畑・そして海辺をのびのびと駆け回り、遊び尽くし、
心と身体の豊かな育ちを応援します。
「森のようちえん」とは自然体験活動を基軸にした子育て・保育、乳児・幼少期教育の総称で、全国的に広がりを見せている活動です。「森のようちえん」について「NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟」による説明はこちら。全国の事例も見ることができます。
園舎を持たずに、主に野外で過ごします。
自然界の持つきらめきや不思議、思い通りになってくれない難しさ、自然が私たちにおしえてくれることは本当に豊かです。
雨の日のお外も、楽しいことが沢山!
※荒天時は安全な屋内で過ごします。
子どもたちの内側からあふれる“やりたい!”という気持ちに勝るものはありません。
大人が用意したカリキュラムやスケジュールの押し付けではなく、子どもの持つ力を信じ、主体性、内発性を大事にします。
季節や天候、地域の暮らしに合わせた活動の“提案”や、発達に合わせた“挑戦”の機会づくりなど、スタッフからの働きかけはあります。創作やわらべうた、絵本なども楽しみます。
こんな風に育って欲しいという型に当てはめるのではなく、その子らしさに寄り添います。
あなたはあなたのままがいい。
異年齢の少人数グループの中では、それぞれが違うことが当たり前で、出来る・出来ないではなく、得意・不得意として皆に認識されます。
あの子は何歳だから出来る、何歳なのにできない、で、子どもの能力をはかるのではなく、あの子はこれが得意、これが苦手、というふうです。苦手なものを克服することも時には必要かもしれませんが、得意なことを伸ばすほうが本人も周りもハッピーでいられます。子どもたちの中にある出来るようになりたいという気持ちを信じて待っていると、大人の思いもかけないタイミングで苦手なことにも挑戦して克服してゆく姿を見ることができます。
2022年度からの定員は7人。※年度によって変更の可能性があります
年齢別ではなく、異年齢の仲間と遊びます。
年上の子への憧れや、年下の子への慈しみが、子どもたちの育ちにつながります。同時に、同じようにやりたいのにできない悔しさや、台無しにされて怒れるときも。
かぜのこに来ると、家でのポジション(一人っ子、長子、真ん中っ子、末っ子)とは異なる自分の居場所があって、ときにお姉(兄)さんに、ときに真ん中っ子に、ときに末っ子にと、色んな気持ち、役割を味わっている子どもたち。
もどかしい思いも沢山経験しながら、年度ごとにこの異年齢のチームが成熟していくのを感じます。
Rパン食堂よしみが調理を担当。
色々な味付けや食材に出会えるのが給食の良いところ。
西尾や岡崎で作られる野菜を中心に、よしみの選ぶ安心の調味料で 作られています。
幡豆の「あららファーム」さんに年間を通して通い、農薬不使用のお米作りにも参加しています。
そのほか、味噌仕込みや梅ジュースづくりなど、季節に沿った暮らしの中の仕事も大切にしています。
※ 2022年度の夏休みは西尾市の小学校の夏休み期間と同じとする予定です
※ 夏休み期間には、園児以外の子も参加できるプログラムや小学生の部も実施する計画があります